【終了】富山大学附属図書館研修会『印刷屋の若旦那に聞く!変わる印刷 広がる書物 ~活版印刷から電子書籍まで~』(報告)

  • 中央図書館

 
 2013年9月17日(火)、中央図書館2階プレゼンテーションゾーンにて、富山大学附属図書館研修会『印刷屋の若旦那に聞く!変わる印刷 広がる書物 ~活版印刷から電子書籍まで~』を開催しました。
  

 学生、教職員、図書館関係者、一般市民の方など県内外からあわせて46名の方にご参加いただきました。
 講師をしていただいたのは、京都の由緒ある印刷屋さん、中西印刷株式会社の中西秀彦 専務取締役です。
 講演は、印刷の起源に始まり、印刷技術の発展が文化に与えた影響、そして中西さん自身が行った活版印刷から電算写植への大転換、その後のDTPの成立やオンデマンド印刷など、印刷の過去から現在までをわかりやすく解説していただきました。
   

 
 講演の終盤には、電子時代を見据えていち早く取り組んだオンラインジャーナルへの対応についてのお話がありました。また、電子書籍の普及によって、今後図書館に起こりうる変革についても言及されました。
 近年の印刷技術の大変革を実際に体験された中西さんのお話はたいへん興味深かったとの声が、多くの参加者から寄せられました。
  

 附属図書館では、これからも図書館や蔵書・資料に関することを軸に、大学内外の方にとって学びの機会となるイベントを企画していきますので、ご期待ください。