中央図書館ラーニングコモンズの整備について

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富山大学附属図書館では、学生の自主的で協働的な学習活動を総合的に支援する施設であるラーニングコモンズの整備を進めています。
ラーニングコモンズとは、グループでの協働学習、情報メディアの活用、学生が気軽に集えるリフレッシュゾーンといった新たな機能を図書館に加えるもので、個人学習や情報入手の場としてのみでなく、学生の大学生活を総合的に支援する場所として図書館を活用していただくことを意図して整備するものです

中央図書館では、ラーニングコモンズ整備計画の一環として、「リフレッシュ・コミュニケーションゾーン」及び「アクティブ・ラーニングゾーン」が今年度から設けられました。

■リフレッシュ・コミュニケーションゾーン(中央図書館1階)
中央図書館1階(入館ゲートから入って左側)にリフレッシュ・コミュニケーションゾーンを整備しました。

  • 中央図書館の中で最も採光のよい1階エントランス付近の吹き抜けのゾーンを透明なガラスのパーテションで区切りました。
  • ソファーや丸テーブルなどの新しい家具を配置したほか、絨毯を一新し人工樹木を置くなど、心理的にもくつろげる空間になるように工夫をしました。
  • 雑誌架を置き、気軽に読める内容の雑誌を配置しました。新聞閲覧コーナーもこのゾーンの中に配置しています。
  • 自動販売機が設置されており、気軽に飲み物を取ることが可能です。

このようにアメニティの高い空間となっておりますので、長時間の学習の合間の休憩や、学生同士の待ち合わせ、気軽なコミュニケーションなどの場として活用いただければと考えています。

■アクティブ・ラーニングゾーン(中央図書館旧館2階)
中央図書館2階北側に、グループで協働学習を行ったり、自分で持ち込んだパソコンを利用して学習を行ったりすることがしやすい広々とした空間を整備しました。

  • 利用者が自由に配置や組み合わせを変更することのできる可動型のテーブルや椅子を配置しています。
  • 可動型のホワイトボードを数多く置き、協働学習に活用できるようにしました。ホワイトボードは衝立代わりに活用することもできます。
  • このゾーンには無線LANが完備していますので、持ち込みのパソコンを使って学習ができます。パソコンを使って学習がしやすいコーナーも設けました。
  • 今後は、プレゼンテーション用のゾーンや、各種情報機器を配備し、小規模な授業やイベントにも活用できるような空間に整備していく予定です。

アクティブ・ラーニングゾーンは学生の活動的で能動的な学習のために設けられたゾーンです。このゾーンでは、学生同士がグループで議論等をしながらのアクティブな学習活動が可能となりますが、遊び場ではありませんので、節度のある利用をお願いいたします。個人で静かに学習したい方は、図書館の奥(新館部分)に個人用の閲覧席が多く設けられていますので、そちらをご利用ください。