ヘルン文庫について ヘルン文庫のページへ
『怪談』などの著作で知られるラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn,1850~1904:日本に帰化して小泉八雲と称した)は、数多くの著作を通して明治の日本を欧米に紹介しました。ラフカディオ・ハーンは、生涯に一度も富山を訪れたことはありませんが、ラフカディオ・ハーン旧蔵書は、旧制富山高等学校の設立準備の折、その創設に私財を投じた馬場はる氏に寄付を仰ぎ、購入が実現したことから、1924年に馬場家から旧制富山高等学校に寄贈され、ヘルン文庫となり、富山大学に受け継がれました。「ヘルン文庫」の呼称は、ラフカディオ・ハーンが最初に英語教師として赴任した松江中学校(島根県)で「ヘルン先生」と呼ばれ、妻のセツからも「ヘルンさん」と呼ばれていたことに由来します。
今回、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツをモデルとしたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の放送(2025年9月下旬~2026年3月)にあわせ、ヘルン文庫の特別公開と企画展示を行います。
お知らせ
2025/9/11 ウェブページを公開しました。
ヘルン文庫の公開日について
ヘルン文庫は、毎月第3水曜日13時~16時に定期公開を行っています。2025年9月~2026年3月の間の公開日は、次のとおりです。
【定期公開日】2025/9/17、10/15、11/19、12/17、2026/1/21、2/18、3/18
【公開時間】13~16時
次の期間も特別にヘルン文庫を公開します。
【特別公開日】2025/9/29~10/4
【公開時間】13~16時 ※10/1(水)のみ12~17時。10/1は休館日ですが、ヘルン文庫は公開します。
定期公開日・特別公開日ともに事前申込不要で、どなたでもヘルン文庫を見学いただけます。中央図書館の5階までお越しください。
ヘルン文庫特別展示「怪談の世界 : 小泉八雲の作品と再話文学」 ポスター
ヘルン文庫に所蔵するハーンやセツが実際に手に取っていたと思われる和装本と、ハーンが書いた怪談作品を中心に、再話文学と原話との違いを紹介します。
【会場】富山大学中央図書館5F ヘルン文庫前
【期間】2025/9/29(月)~2025/12/22(月)
【時間】中央図書館の開館時間に準ずる 開館カレンダー